30分で構築するPerlCGIが動くWebサーバー
さて今日はいろいろあって、IISやApacheの代わりになるサーバーソフトのお話です。
「動的なwebサービス(主にCGI)を手軽に構築する」事を目標に、いろいろ探して「04WebServer」という面白いソフトを見つけました。
「04WebServer」の環境構築までの忘備録です。
さてさて、
そもそも30分で構築と言っても、おそらくApacheやIISを使い慣れている人には大した話ではないかと思います。
ただ、「04WebServer」の凄いところは、”初見“で目標にしていたHTTP鯖+Perlが実質30分もかからずに稼働出来たところ。そこが個人的に高評価でした。設定がGUIで行えるというのが、魅力的です。
また、設定自体をXMLファイルとしてバックアップできるので、トラぶった時の復旧を考えてもすごく魅力的でした。
まずは必要なソフトをダウンロードします。
必要なファイルは2つ。04WebServer本体とWindows上でPerlを動かすためのActivePerlです。
まず先にActive Perlをインストール。
インストールは全てデフォルトのままOKを進んでいくと完了。
04WebServerの設定も簡単。
まず、初めて起動した時点でHTTPサーバーはもう既に立ち上がっています。
言われるがままにサービスに登録して特別な設定は特に必要なし。
次にPerlを実行するフォルダを明確に指定します。
まず、ドキュメントルートの下に/cgi-bin/というフォルダをエクスプローラ上で作っておきます。
名前は何でもいいですが、cgi-binが一番なじみがあっていいかなと思います。
04WebServerの「ディレクトリ設定」より「新規」を押して、先ほど作ったcgi-binのフォルダに対してcgiの実行権を作成します。
設定は以下の通り
「SSI/CGIを許可」にチェックを付けるだけです。
次にサーバー設定の「CGI、SSIの設定」にて2段目のcgiのみ設定。
CGIコマンドにActivePerlの実行ファイル「perl.exe」のパスを指定して完了。
「サーバ再起動」を押すとcgi-bin内のcgiがもう実行可能になってます。
設置するだけで、フリーの掲示板CGIが一発で動きました!
04WebServerの背景など調べてみると、それ自体古くから作られているソフトのようですね。
もっと早く出会っていてもよさそうなソフトなのですが、どうも今年の8月に5年ぶりの大幅に更新されて大きく進化したとのことで、それで検索に引っかかりやすかったのかも。タイミング的にとても助かりました!
「10人規模で使う、社内向けのWebサービスならこのサーバーで必要十分なのでは」という仮説をもとに、まだ稼働して2日目なのですが、不具合等探しながら、しばらくこれで遊んでみようかなと思います。
3年ほど前に「Perlはダメだ。.NET最高!」って記事を書いたような気もするけど、気にしないーw(ぇ
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