Oculus 1.4 & Rift DK2のいろいろ
製品版のOculus Rift CV1が出荷された話題が出始めて、更に先日はPSVRのソフトがいろいろ発表されました。
Oculus内視鏡の開発環境で塩漬けしてたDK2ですが、ちょっともったいないのと最近の情報を仕入れたくて、ランタイムを0.4.3から最新の1.4にアップしました。
起動時にDK2はサポートしないよ~と脅されたので、もうDK2が使えないのかと思ってしまいましたが、とりあえず年内は警告だけは出るものの製品版と同様に使えるらしいです。
Oculus Rift開発者版DK2でも製品版向けコンテンツを体験できる!設定方法を紹介
Oculus touchはありませんが、XBOXコントローラーは手元のUSB接続の360コントローラーでそのまま代用できました。
正式版はもはやランタイムという呼び方でもなくて、「Oculus」という名前のアプリを立ち上げると、アカウントにログインしたあと、ホーム画面(リビング?)が表示されました。
コミュニティなどもあって、SNSも統合されている感じですね。
いちいちHMDをつけたり外したりしなくても、ずっとつけっぱなしで操作できるUIが搭載されたようです。
このUIを見るだけでも、解像度を気にしない空間の広さがあって、すごく可能性を感じました。
あ、でもいつも思うのですが、VRの凄さをブログ上で文字で伝えることは不可能に近いですね。
あと、steam VRも入れてみました。
こちらもOculusのホーム画面とシームレスな切り替えが出来て素晴らしい!
無料で出来るソフトをいくつか試してみましたが、出来がすごいですね。
Oculus Rift製品版でSteamVRを使えるようにする方法
残念なのはランタイム0.8以前のソフトが一切起動しなくなったところ。
今の所は、開発者にお願いして新しいSDKでコンパイルし直してもらう他ないみたい。
救済策がないのが残念です。
あと、公式ライブラリ外の自作ソフトはライブラリに登録できないのだろうか…。
このあたりが、もっとシームレスになれば開発者的には嬉しいんじゃないかなと思います。
…というわけでとりあえず、
今のところはDK2もそのまま製品版同様に使えるようです!
ちなみに製品版のスペックについては、8Kが搭載されるだとか、リフレッシュレート240Hzが必要だとか、いろいろ話が膨らんでいましたが、リリースされたものは1080×1200の有機ELディスプレイ2枚でリフレッシュレートが90Hzというところに落ち着いた模様。
なんだか数値上はそんなにDK2とも大差ない気もするのですが、DK2との差は圧倒というレビューや、相変わらず網目は見えるものの格段に良くなっている、という感じで評判は上々の様子。
HMDの機種も増えて選択肢も増えてきたので、これからVR戦国時代ですね。
自分も消費する側でなくて、是非もっと使いこなしてみたいところ…。
とりあえず、使える限りはDK2を使い倒そうかな!
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