FT232R模造品にご注意。


昨日、Amazonで先月買った、Sainsmart storeのArduino nano互換品が動かなくなりました。
故障かブートローダーが消えたのだと思ったのですが、手持ちのArduino UNOを利用して、AVRライタを作成しICSP経由で書き込みすると書き込み出来る状態。

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となると、RS232Cのドライブの故障かなと思って調べてみると、何故かUSBのプロダクトIDが0埋めされていました。

google先生に教えてもらって、いろいろ調べた結果…。
原因はこれ

Slashdot:
FTDIのUSBシリアルドライバに模造品対策機能が搭載される?

先月の記事ではあるのですが、見落としてました(^^;A

なんと、USBシリアルの模造品に対して、最新のドライバがチップを使えなくする仕組みらいいです。かなり強引ですが。

中国製のArduino互換基板や安物のRS232Cケーブルがダメージを受けているみたいです。
まぁ、実際 会社としてダメージを受けているのはFTDIでもあるのですが。

しかもこのドライバ、一時的にはWindowsアップデートにもくっついてきていた模様で、みごとにハマりました。

偽物をもし掴んでしまった場合、一時的な対策として、ドライバ自体を書き換える方法もあるようです。
http://nuneno.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/aliexpressft232.html
とはいえ、これもライセンス違反といえば違反。

とりあえず、今回は勉強代ということで、このNANOはICSPで書き込むことにして、シリアルを使わない作品用に使おうかな…。
しかし、232Cのチップの模造品とは…。
思わぬところで影響出てそうな気がします。

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