前記事で紹介した最近のAtomで自作したキューブパソコン。
とりあえず、CrystalMark 2004R3でベンチにかけてみました。
7〜4年前くらいまで現役で使っていたVAIOのPentiumM 1.5GHz、自作キューブパソコン Sempron 2600、自作PC Pentium 4 3GHz、いずれをとってもAtomの方が処理速度が速いという結果になりました。Σ(==;)
スコアから察するにPentium D程度の処理が出来そうな感じです。
グラフィックがショボイので体感は微妙ですが、10WのTDPでこのコストパフォーマンスは驚愕ですね。
ただ、そのグラフィックが難有りで、Atom D2700は実はWindows7用のドライバしか公開されておらず、XPはサポートされていません。
余っているライセンスがXPしかなかったため、XPで運用しているのですが、これはちょっと痛手でした。
標準ドライバで動かすというのも微妙なところ。
そんな中、某巨大掲示板でアドバイスをいただきました。
組み込み向けにASRockで公開されているドライバをうまく設定すればとりあえず使えるとのこと。
やってみた結果がこちら
「Atom?」って(笑)
なぜか、クエスチョンマークついてますが、とりあえず認識しました。
実は、ベンチマークは標準ドライバの方がスコアが良かったりするんですが、精神安定上こっちの方が良いかな…と。
一部では、今月6月中にXP向けのドライバが正式に出るという噂もあるのですが、とりあえず待つしかありませんね。
サーバーとしての、性能はソコソコ。
PT1周りは難なく順調に動いています。
ただ、メディアサーバーとしてはちょっと非力な感じは否めません。
PS3 Media Serverで配信中は常に80%超えてます。
更に1080pの動画の配信は無理でした。
とりあえず、PS3 Media Serverの設定でダウンサイジングしてなんとか見ている状況です。
1280*720ならそんなに気にならないので、まぁ良しというところでしょうか。
あと、Epg取得中はほぼ間違いなくCPU使用率100%になります。
再生中にEpg取得が始まると、完全に停止してしまいます。
まぁ、この辺は運用上工夫するしかないでしょうね。
やはりAtomというCPUの性質上、いろいろ制限はありますが、単機能のサーバーに割り切ればとても良い選択肢だと思います。
2012/06/27追記
どうも、2番組同時が限界の様。
3番組同時録画するとドロップだらけになります。
CPUの限界かHDDの限界か…、いずれにしてもCore2Duoの様には無茶は出来ないようです。