2012年6月アーカイブ

前記事で紹介した最近のAtomで自作したキューブパソコン。
とりあえず、CrystalMark 2004R3でベンチにかけてみました。

001.png

7〜4年前くらいまで現役で使っていたVAIOのPentiumM 1.5GHz自作キューブパソコン Sempron 2600自作PC Pentium 4 3GHz、いずれをとってもAtomの方が処理速度が速いという結果になりました。Σ(==;)

スコアから察するにPentium D程度の処理が出来そうな感じです。
グラフィックがショボイので体感は微妙ですが、10WのTDPでこのコストパフォーマンスは驚愕ですね。

ただ、そのグラフィックが難有りで、Atom D2700は実はWindows7用のドライバしか公開されておらず、XPはサポートされていません。
余っているライセンスがXPしかなかったため、XPで運用しているのですが、これはちょっと痛手でした。

標準ドライバで動かすというのも微妙なところ。

002.png

そんな中、某巨大掲示板でアドバイスをいただきました。

組み込み向けにASRockで公開されているドライバをうまく設定すればとりあえず使えるとのこと。

やってみた結果がこちら

003.jpg

「Atom?」って(笑)

なぜか、クエスチョンマークついてますが、とりあえず認識しました。

実は、ベンチマークは標準ドライバの方がスコアが良かったりするんですが、精神安定上こっちの方が良いかな…と。
一部では、今月6月中にXP向けのドライバが正式に出るという噂もあるのですが、とりあえず待つしかありませんね。

サーバーとしての、性能はソコソコ。
PT1周りは難なく順調に動いています。

ただ、メディアサーバーとしてはちょっと非力な感じは否めません。

PS3 Media Serverで配信中は常に80%超えてます。
更に1080pの動画の配信は無理でした。

004.png

とりあえず、PS3 Media Serverの設定でダウンサイジングしてなんとか見ている状況です。
1280*720ならそんなに気にならないので、まぁ良しというところでしょうか。

005.png

あと、Epg取得中はほぼ間違いなくCPU使用率100%になります。
再生中にEpg取得が始まると、完全に停止してしまいます。

まぁ、この辺は運用上工夫するしかないでしょうね。
やはりAtomというCPUの性質上、いろいろ制限はありますが、単機能のサーバーに割り切ればとても良い選択肢だと思います。


2012/06/27追記

どうも、2番組同時が限界の様。
3番組同時録画するとドロップだらけになります。
CPUの限界かHDDの限界か…、いずれにしてもCore2Duoの様には無茶は出来ないようです。

最近の32nmプロセスルールのCedar Trailコアな、Intel Atom D2700がなかなか性能良さそうなので、思い切って、PT1サーバーを建ててみることにしました。
今までCore2Duoでサーバーを建てていたので、夏に向けて節電効果もあればいいなーという期待も込めて…。

サーバーの要求は下記のとおりです。

PT1
  • 家庭内(イントラネット内)配信 (spinel鯖)
  • 4ch同時録画鯖(EpgTimer)
  • 他クライアントからの録画予約(VNC or kkcald)

ファイル共有

  • 録画ファイルの共有
  • アニメ・映画鯖

メディアサーバー

  • PS3メディアサーバー(PS3 Media Server)
  • iPhone/iPad向け動画鯖(AirServer)

※ 各種サービスは電源ONで、すべて自動で立ち上がること

材料はこんな感じ。

IMG_4571.JPG

  • M/B : INTEL ATOM D2700 MUD
  • メモリ : DDR3 8500 4GB(2GB×2) (使い回し)※
  • ケース : JMAX JX-FX100B
  • HDD : 500GB (使い回し)
  • 光学ドライブ : ブルーレイ BDR-203 (使い回し)

※写真の8GBメモリはノートに利用して、ノートの4GBをこっちに回しましたw

マザーボードはこんな感じ。
amazonで7,000円で、ファンレスなCPU付のマザボが手に入る良い時代です。
PCIスロットを有していることからPT1で使おうと思い立ちました。

IMG_4572.JPG

ケースに組み込んだところ。

IMG_4574.JPG

PT1を搭載すると背面はこんな感じ。
PT1のための設計のケースとM/Bのような気さえしてきますw

IMG_4577.JPG

側面からみるとこんな感じ。

IMG_4578.JPG

というわけで、使用感やソフトウェアの話はまた次回に。

Amazonで2,680円の小型トイカメラを見つけました。
HD画質で動画も撮れるということで、好奇心から速攻ポチってしまいました!w

前回AR.DroneにiPhone4を載せて大破させてしまったこともあり、今回は小型軽量という所に期待しています。
もちろん本命はGo Pro HDなのですが、コスト優先で、カメラの性能テストも兼ねてコレを選びました。

搭載するのはココ

IMG_4581.JPG

背面でもいいのですが、操作性を考えるとここが一番良さそうです。

というわけで、メインカメラの録画と、トイカメラの画質比較をしてみました。

良い点

  • トイカメラの方が発色が綺麗
  • 解像度が高くて綺麗
  • トイカメラはフレーム落ちがない(メインカメラの映像は無線経由のためパケット落ちするとフレームが飛ぶ)

悪い点

  • ブレブレ&歪みまくり
  • 焦点距離がメインカメラより長い

全体的には、ブレが激しすぎるので、メインカメラの方の映像の方が見やすい印象でした。
フレームを切り出して静止画を作る用途にはトイカメラが意外と使えるかもしれません。

というわけで、カメラのレビューになってしまいましたw

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AR.Droneオーバーホール

前回のiPhone4を乗せての飛行で墜落してから飛行不能になったAR.Droneをオーバーホールしたいと思います。

まず、大破したセントラルクロスを含めて修理パーツを用意します。
プロペラに関しても、壊れてはいませんが念のため交換します。

IMG_4559.JPG

まず、背面のコントロールボードの取り外しからアプローチします。
セントラルクロスの交換は、ほぼすべてのパーツをバラバラにしないといけません。

基板はメイン基板と超音波センサの基板と2枚から構成されています。
"*ネジ"の特殊ネジ8本で固定されています。

IMG_4561.JPG

セントラルクロスを取り外すとこの通り。
見事に真っ二つに折れています。

これは飛びませんね。

ちなみにこれ、アルミか何かで補強すれば使えるような気もするのですが、今回は素直に取り換えて、次回故障時にはその当たりも検証してみた色思います。(壊さないのが一番ですけどね。)

IMG_4563.JPG

新しいセントラルクロスへの交換ですが、センターに「FRONT」の刻印がある方を前にします。
説明書も何もないので、この刻印を見つけられないとお手上げでしたw

IMG_4565.JPG

セントラルクロスを交換する場合は、モーターも取り外さないといけないので、初めに説明したとおり、本当にすべてバラバラにする必要があります。

プロペラの固定はEリング1つ。モーターと基板は”+ネジ”3つずつで固定されています。
AR.Drone専用の工具セットも購入したのですが、メイン基板の*ネジのドライバーと+ドライバー、Eリングの固定具の3つがセットになっていて便利でした。

IMG_4567.JPG

そんなこんなで所要時間は約1時間。
完成しました。
プロペラ交換で、同じ作業を4回繰り返すのが面倒ですね。

IMG_4568.JPG

ちなみに注意点として、プロペラが2種類あるので、プロペラだけは取り付けを間違えると飛びません。
モーターと基板に関しては4つとも同じものなので、取り付け位置を間違っても問題ありませんでした。

以上、修理レポートでした。

HDDの調子が、時々おかしいので、メインノートPC(VAIO Type-Z VGN-Z90NS)を思い切ってSSDに変更しました。

IMG_4558.JPG

Windows7のエクスペリエンスは以下の通り。
今までHDDしか使ったことがなかったので5.9以上を見たことがないのですが、圧巻の7.8をマーク
最近、話題のM4シリーズのSSDでかなり性能アップしました。
当然のことながら、OS、アプリ共に驚くほど起動が早くて大助かりです。

winp.png

クリスタルマークもHDDの所だけ、輝いています!

cms.png

ここで、一つだけ見落としがちな設定を見つけました。
たまたま、起動しながらノートPCを持ち上げたときに、VAIOからバルーン警告が。

barun.png

SSDにはスピンアップするモーターがないので、衝撃設定は切ってOKですね。

syougeki.png

というわけで、快適なSSDライフの始まりです。
こんだけ速かったら、次にPCを組む時はメインのデスクトップもSSDに変えたいですね。

ただし・・・。
バックアップはこまめに取らねば。
フラッシュメモリの故障はUSBメモリとマイコンのROMでしか経験したことがありませんが、おそらく同様に「突然すべてが…。」という感じでしょう。
それだけが心配です。


参考にしたサイト

VAIO typeZの本体を分解してみた。(前編)
http://kunkoku.livedoor.biz/archives/51485330.html
VAIO typeZに2.5インチSSDを載せる。(その1)
http://kunkoku.livedoor.biz/archives/51543336.html
VAIO typeZに2.5インチSSDを載せる。(その2)
http://kunkoku.livedoor.biz/archives/51544865.html
HDDのバックアップツール(EaseUS Disk Copy Home Edition)
http://www.easeus.com/

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Name : みっちー
小学校で電子工作にハマり、高校時代はゲームプログラミング、大学時代にロボット製作へどっぷり浸かりました。
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