2006年9月アーカイブ

学校の班の課題でマイコンを使って、物を作り「基本設計書」「詳細設計」などの書き方を学ぶ講座が夏休みに行われている。作る物自体はなんでもいいんだけど、面白そうだから勝手に難易度を上げて、「マイコンでゲームを作る」ことを課題にしてみた。

そしたら、意外とインターレースの信号とか作るのが大変だったので97年のトラ技に掲載されていたPICで作るブレークアウトゲームを作っていろいろ調べることにした。
学校の図書館で見つけた「PICマイコン応用ハンドブック」が非常に役に立った。

こいつが、意外といろんな技術を使ってて、特にびっくりしたのが、AD変換なしで抵抗値を読み取る方法。コンデンサの充電と放電を可変抵抗で調整して、放電開始から放電が一定電圧を切るまでの時間をカウンタで計っておおまかな抵抗値を得る方法。
I/Oの少ないPICでもこんなワザがあるんだと、感動しました。

情熱大陸

先日、ロボット学会で聞いてきた山海教授のHALが昨夜の情熱大陸で特集されていた。

学会での発表と重複する部分もあったが、やはりロボットにとって「役に立つ」というキーワードは重要であると感じた。
少なくとも、このまま趣味で二足歩行を続ける限りは「役に立つ」ロボットを作っているとは言えないだろう。「ここまでできるんだ!」「どうだ!」なんて自己満足してる今の自分を考えるととても小さく感じました。

昨日の放送でも、人工知能には限界があり、その部分を人間に置き換えた”サイボーグ”こそ、時代が求めるニーズだ。そして実際に「小児麻痺で動かなくなった片足が40年ぶりに動いた」という話は、純粋に「すごい」と思えた。
山海先生の「活動を支える原動力は、9歳のときに志したロボット博士になるという夢だ。」という言葉に対して、自分は「幼稚園のときからものづくりを見つめ続けてきたぞ!」なんて、思ったりもするのだが、それはまた別の話w

たとえ、どんな小さなコミュニティーだろうが、「誰かのため」になる、そういう「ものづくり」がしたいと最近つくづく思う。
大学も卒業が見え始め、「ほんとに自分が進むべき道」を真剣に考えてる今、こういう先駆者たちの一言一言が大きく心を揺さぶります。

「実家で親父の手伝いをしたい」、その裏腹で、「研究者になりたい」そう思い続けてきた自分の夢もあり、なんとか「夢を追い続けながら親父の手伝いをする」、両立する道はないのか、その共通点を必死で探している現在のHM。
とにかく、どちらにせよ「人が好き」であり、「人の役にたてる」という「志」は、しっかりと自分の中に持たねばならんと、そう思いました。

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第24回日本ロボット学会学術講演会の付随行事に行って参りました。
本筋の講演会ではなく付随行事だったのですが、筑波大学のHALのプレゼンはかなり学ぶ物が多かったです。
そして、「地域のロボコンによる創造教育」の学会の方では、岡山大学や、高専ロボコンのノウハウに触れることが出来て良かったです。

そして、第7回ROBO−ONEのときにマッスル1号を作って、一緒に連れて行ってくれた先生(HMの二足歩行ロボットの原点になるのですが)に再会することが出来ました。
工業技術センターの方でロボット等の支援をしていて忙しいという話は聞いていたのですが、いつの間にか2号機を製作されていたようで、どうやら次回春のROBO−ONEを視野に入れているということなので、今から春のROBO−ONEが楽しみでなりません。

来年は卒業研究とかもあるので、大学の間に本気で製作したロボットで出場できるチャンスはもう春だけかもしれません。
この夏、基本的な歩行モーションのデータはかなり取れたし、小型化の基本的な技術も一通り揃ったハズなんで、持てる限りの技術を結集して秋冬で形にしたいと思う。

目指せ!予選突破!っていうか、優勝!!!
(っていうか、今日まさにROBO−ONE真っ最中なのに変な話かww 今日のROBO−ONEどうなったんだろう・・・。)

時をかける少女

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岡山に戻っています!
昨日彼女連れて「時をかける少女」見てきました。
ちょっとマニアックなのか、一般の映画館ではなかったんですが、岡山のシネマクレールってとこで見てきました。
彼女連れて行ってあまりにもマニアックなアニメだったらどうしようかとちょっと不安だったんだけど、一般ウケの良い、というかむしろ見て損はない映画でした。

(以下、ネタバレモード)

個人的には、チアキの最後のタイムリープで、実は未来には帰らず、翌日ふだんと同じ日常でチアキが教室にいる・・・みたいな、方向に進んでほしかった。
ベタな感じかもしれないが、「未来で会おう」って約束でだけで、さよならできるというのはいささか淡白すぎるのではないかと。
まぁ、タイムリープ自体もアラを探せばいくらでも出てくる、変えたはずの未来がなぜかもとに戻ってたり、結局主人公の変わりにドジを踏んだ男子生徒はそのままかよ。ってツッコミどころもあるのだが、「時間」をテーマにした作品としてはなかなか面白かったと思います。
ラベンダーの話の時かけよりは好きかな〜。

あと、キャラデザが貞本義行さんってのが、グッときましたww

オープンコレクタ!

良く使う74シリーズなのですが、SH2とのレベル変換に使用する予定の74HC07の出力が5Vにならず、「ただのバッファなのに何故?」と思っていた。

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AX-12に使った3ステート・バッファの74HC126や、PWM分割に使う3to8ラインデコーダーの74HC138は、素直に5V出た。何故07は上手くいかないのか・・・。
調べてみると、初歩的なコトかもしれないが、7407はオープンコレクタで出力にプルアップが必要とのコト。
なるほどね!

INIファイルの操作

最近、ちょっとしたつながりでプログラムのバイトをやってたりするのだが、INIファイルを操作する機会があって、今までてっきりfopenして操作するものとばかり思っていた。(さわったコトがなかった)
サンプルソースでもないものかと検索していてINIファイルをコンソールから操作するとき"windows.h"をインクルードするだけで使える命令があって便利だなぁと思った。

GetPrivateProfileInt - iniファイルから数値を取得する
GetPrivateProfileString - iniファイルから文字列を取得する
WritePrivateProfileString - iniファイルに文字列を書き込む
の3つ。これは便利。

そして、そんな事は置いておいてmicroSDカードを購入したのだけれど、あまりの小ささにビックリしました。
DSC01133.JPG

大鷲アカツキ

アカツキのHGを買っていたのを素組みしてみた。

メッキが無駄に光る。
光まくってディティールが分かりづらいのは観賞用としてはいかがなものか・・・。

とりあえず、カッコイイからいっかww

PS:旧ブログをMTに移植し始めました。
とりあえず記事ひとつずつ手で移植するのは非常に骨が折れるorz

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Name : みっちー
小学校で電子工作にハマり、高校時代はゲームプログラミング、大学時代にロボット製作へどっぷり浸かりました。
社会人になっても、なにかとものを作るのが大好きで、日々ネタと仲間を求めて活動中です。

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