MDが100枚ほどあって、ずっとiPodに取り込めたらいいなと思っていました。
そのために、一昨年USBの外付けサウンドカードを買って取り込みをしてたのですが、10枚くらい取り込んだところで、トラックの切り分けなどの作業の煩雑さで挫折し止っていました。
サウンドカードで取り込むというのもわざわざデジタル音源をアナログ化し、もう一度デジタルで取り込むということで、ノイズの影響も考えると、MDのATRACデータをなんとかパソコンに取り込めないかなと、ずっと思っていました。
久々に探してみると・・・。
ありました。
SONYのMZ-RH1
意外とあるもんなんですね。
でも、取り込みだけに3万円の出費は痛い。
ヤフオクで安く手に入らないかなと思って検索をかけると・・・
「一週間レンタルサービス」
を、発見!!!
一週間2000円。
これは借りるしかないってことで、先週レンタルしてました。
取り込みは簡単。
付属のSonicStageの機能で転送するだけ、ただし、iPodに取り込むことを前程に取り込むので、MDを取り込むときの設定は、PCM音源で保存を選択。
理由はATRACがそのまま取り込めず、ATRAC3plusに変換するとエンコードでノイズが入る可能性があるため無圧縮しか選択肢がなかったというところでしょうか。
ただし、PCM形式ですがデータのコンテナはOMAでWAVではないので、取り込んだだけでもiPodへの移行はすぐには不可能。
でも、曲名もつけてなかったMDにネットの自動検索で曲名が挿入されていくのは正直神技ですね。sony恐るべし。
次に、SonicStageのOMAファイルからiPodファイルへの変換ですが。
USAのSONYのサイトにMP3 Conversion Tool なるものを発見
http://esupport.sony.com/US/perl/swu-download.pl?upd_id=2971&SMB=YES
(なぜ、日本のサイトで公開してないのかは謎)
このソフトを使うと一括でMP3に変換してくれました。
ビットレートは最高の320kbpsに指定。
欲を言うとWAVで保存したかったところ、これをiTunesに取り込んでApple Losslessに変換すれば、MDの音源から本当に劣化なしで取り込めますね。
その機能がなかったのが残念です。
SonicStageにはWAV書き出しの機能もあるんですが、1曲ずつ指定なので1,000曲を超える曲数を1曲ずつ変換するのは骨が折れすぎる。
結局、手間を取ってMP3で妥協しました。
ちなみに1週間あれば余裕で100枚取り込みできました。
これで中学〜高校の青春がMP3になりましたww
ただ、SonicStageもMP3 Conversion Toolも不安定なソフトで時々落ちるのが難点。
メーカーモノのソフトでこんなに不安定なのはちょっといただけませんでした。